安全帯の使用期限

安全帯は、高所から落下したときに体への衝撃を和らげてくれる重要なものです。
しかし、消耗品のため定期的に新しいものに交換しなければなりません。
では、安全帯の使用期限はどのくらいなのでしょうか。

安全帯の使用期限について

使用開始から2～3年での交換が推奨されている

安全帯は、劣化や破損によって性能が低下する可能性があります。
そのため、メーカーや業界団体は使用開始から2～3年での交換を推奨しています。
使用期限は法令で定められていないため強制ではありませんが、安全を確保するためには定期的な交換が必要です。

摩耗や切り傷などがある場合は使用しない

安全帯に摩耗や切り傷などがあると、強度が低下したり破断したりする恐れがあります。
万が一の時に本来の効果が発揮されない可能性があるため、そのような安全帯は使用しないでください。
また安全帯には金属部品やバックルなども含まれるため、サビやひび割れなどもチェックしましょう。

使用前に点検することが重要

安全帯を使用する前には、必ず点検を行ってください。
点検方法は、メーカーの取扱説明書や業界団体のガイドラインに従いましょう。
安全帯の表裏面・端部・縫目・金属部品・バックルなどを目視で確認し、異常がないと判断したら使用します。

まとめ

安全帯は使用開始から2～3年での交換が推奨されていますが、摩耗や切り傷などがある場合は使用しないようにしましょう。
また、使用前に点検して異常がないことを確認してから着用してください。
当社では安全対策を徹底して施工を行っていますので、仮設工事や鉄骨組立などをご希望の方はぜひご相談ください。