建築現場で作業中止になる基準とは?
2024/11/03
高い安全性が求められる建築現場では、状況によって作業を中止しなければならない場合もあります。
外での作業がメインであり、特に高所作業時は天候に大きく左右されてしまうものです。
今回は、作業中止となる建設現場の基準についてご説明します。
建築現場で作業中止になる基準とは?
外で作業することが多い建築現場は、天候によって作業進捗に影響が出てしまいます。
これらの基準が一定以上になった場合には、安全面に配慮し作業を中止しなければなりません。
では作業が中止となる基準については、どのような決まりがあるのでしょうか。
悪天候の基準
・風速…10分以上の平均風速が毎秒10m以上
・暴風…瞬間風速が毎秒30m以上を超える風
・雨量…1回の降雨量が50mm以上になる場合
・雪量…1回の降雪量が25cmを超える場合
・震度…震度4以上の揺れが発生した場合
基準に該当しないもの
悪天候後の処理として、部分的に認められている作業もあります。
・足場の点検や補修
・作業構台の点検や補修
上記作業まで中止してしまうと、足場や作業構台が倒壊してしまい工事現場だけでなく周囲にも被害が発生する可能性があります。
また悪天候の状態になる前に、必要な措置を済ませておくことが大切でしょう。
まとめ
安全に作業するために、法律で作業を中止するべき悪天候の基準が設けられています。
基準を知っておくことはもちろん、悪天候になる前に必要な作業を済ませておくと安心でしょう。
『株式会社鈴一建設』では、徹底した安全管理と納期管理を行っております。
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