高所作業で使用する重機の種類について
2024/10/01
工事現場では高い場所で作業する場合、クレーンやゴンドラ付き重機を使用します。
これらの重機は「高所作業車」とも呼ばれ、いくつかの種類に分類されます。
今回は高所作業時に使用される重機の種類について、ご説明します。
高所作業で使用する重機の種類について
高所作業で使用する重機は、以下4つの基準を満たしている必要があります。
・上昇した状態で2m以上の作業床を搭載している
・人が乗れるスペースがある
・作業床の上昇や下降を行える
・作業場所への移動が可能
重機の種類は細かく分類されているので、詳しく確認していきましょう。
伸縮ブーム型
ブームと呼ばれるクレーンのような先端に作業床が設置されている、高所作業車です。
昇降はもちろん、伸縮・旋回も可能なため可動範囲が非常に広いです。
屈折ブーム型
ブームの中間が折れ曲がるタイプの昇降装置がある重機です。
折り曲げることにより地面と平行に動かせるため、障害物が多い・狭い場所に適しています。
混合ブーム型
伸縮・屈伸ブーム型の長所を含んだ重機です。
上下左右の回転や作業床の移動範囲が広く、効率を重視した建設現場や保守点検作業で使用されます。
垂直昇降型高所作業車
垂直方向にのみ動く昇降装置の上に、作業床が取り付けられた作業車です。
小型タイプで、重い荷物や大きい荷物を運搬するのに適してます。
クローラ型
キャタピラと同様のベルト走行車のため、作業範囲内をゆっくりと移動できる重機です。
地盤が不安定な土木現場や建物内における設備工事の仕上げに適しています。
まとめ
高所作業車には、伸縮ブーム型・屈折ブーム型・混合ブーム型などの種類があります。
現場の状況に応じて適した重機を使用することで、効率よく作業ができるでしょう。
浜松市にある『株式会社鈴一建設』では、仮設工事や鉄筋組立・高所作業にも臨機応変に対応しています。
施工案件に関するご相談は、当社へぜひお任せください。