型枠支保工の種類について
2024/06/01
建設工事や解体作業で必要不可欠な型枠支保工ですが、詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。
型枠支保工とは安全に作業を行うための仮設設備のことで、さまざまな種類があります。
そこで今回は、型枠支保工の種類についてまとめました。
型枠支保工の種類
パイプサポート式型枠支保工
パイプサポート式型枠支保工は、せき板・太根・大引・パイプサポートの部材で構成されています。
長さ30~390cmと種類豊富なパイプを、上下二本の鋼管を組み合わせて長さの調整が可能です。
軽量支保ばり式型枠支保工
軽量型支保梁(ビーム)と呼ばれ、長さが調整できる鋼製梁を用いて作成する支保工です。
床スラブと呼ばれる面に、垂直な荷重を支える板を打設する時に使用されます。
組立鋼柱式型枠支保工
土木現場で使用される工法で、支柱同士をボルトで緊結する方法です。
1本あたりの許容荷重が大きいため、土木作業の現場で主に使用されます。
その他の種類
・くさび結合式型枠支保工…くさびを用いており少ない工具で、容易に組み立て可能
・四角搭式支保工(STシステム)…システム支保工された支保で、7つの基本構成部材を効率的に組立できる
・枠組式型枠支保工…主に足場に使用する建枠や、付属部材を用いて支保工を作成する方法
まとめ
型枠支保工は、建築物が崩れないように支えて形を保持してくれます。
パイプサポート式型枠支保工や軽量支保ばり式型枠支保工などの種類があり、それぞれ建設現場を支える重要な工法です。
静岡県にて仮設工事や鉄骨組立をお考えの方は、ぜひ『株式会社鈴一建設』へご相談ください。
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