玉掛け作業の基本的な流れ
2024/04/15
玉掛け作業を行うにあたっては、あらかじめ流れを把握しておくことが大切です。
安全に玉掛け作業を行うためにも、流れを押さえておきましょう。
本記事では玉掛け作業の流れについて簡単に解説しますので、ぜひご確認ください。
①クレーンの操作
まずは、クレーンを呼んで玉掛けをします。
混乱が起こらないよう、合図は一人だけが出しましょう。
合図に使うのは、手・笛・旗・無線などです。
手や旗を使う場合には、なるべく大きな動作で合図を行ってください。
②地切りをする
ワイヤを利かせたら補助者を避難させてから、地切りを行います。
地面から30センチ以内の高さでいったん停止するのが「地切り」です。
地切りは、傾き・荷崩れ・つり荷の落下などを防ぐために行います。
荷揺れを起こさないように、重心の位置も必ず確認しておきましょう。
③巻き上げ・荷物の移動
巻き上げを行ったら、安定しているか確認したうえで、荷物を横へと移動していきます。
横移動では、介錯ロープの誘導を行いましょう。
④荷下ろし・荷解き
巻き下げの合図で荷を降ろしたら、荷解きを行います。
荷解きは2人で行ってください。
まとめ
玉掛け作業は、クレーン操作→地切り→巻き上げ・荷物の移動→荷下ろし・荷解きの手順で行います。
そのため玉掛け作業では、合図者・クレーン運転者ともに基本的な流れを徹底して守りましょう。
浜松市に拠点を置く『株式会社鈴一建設』では、安全性に配慮したうえで、スピーディーに作業を行っております。
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