足場に使用するアンチの役割
2023/10/14
アンチとは、足場の上に敷く金属製の板のことです。
足場の床材には、アンチをはじめさまざまな種類が用いられています。
そこで今回は、アンチの役割についてご紹介します。
アンチの役割とは
歩行面の確保
足場は安定性が重要で、安全に作業するためにはアンチが必要です。
アンチは平らで幅があるため、足場の上を安全に通行できます。
足場の床部分に敷くことで足場の隙間や段差をなくし、歩行面を滑らかにします。
また足場の強度や耐久性を高める効果もあり、足場が傾いたり壊れたりするリスクを低減できるのが特徴です。
アンチは、足場の上を歩く作業員の安全を守る重要な役割を果たしています。
作業環境の改善
アンチによって足場の滑りが軽減するため、安心して作業に集中できます。
足場の上では、雨や雪といった天候や汚れなどによって滑りやすくなることがあります。
滑って転んだり落下したりすると、大きな事故につながる可能性があるため危険です。
アンチは表面が凹凸になっているため、悪天候の際や汚れが付いても滑りにくいです。
また水や汚れを排出する穴が開いており、足場の上が水たまりになるのを防ぎます。
これらのことから、アンチは作業員の作業効率や品質を向上させる効果もあります。
まとめ
足場に使用するアンチは、歩行面を確保したり作業環境を改善したりする役割があります。
安全・安心な施工を行うために必要なものなので、適切に設置しましょう。
当社では足場・設備の仮設や鉄骨組立などに対応していますので、足場の設置をご希望の方は気軽にお問い合わせください。