手摺先行足場の工法の種類は?
2025/01/03
手摺先行足場とは、先に手摺を設置してその後に足場を設置する手法です。
先に設置することで、高所で作業する作業員の落下事故を防げます。
そこで今回は、手摺先行足場の工法の種類について解説します。
手摺先行足場の工法の種類
手摺据置方式
最上層の作業床を設置する前に、一段下の作業床から手摺や手摺枠を持ち上げて設置する工法です。
据置型の機材を使用し、足場の片側に設置するのが一般的です。
また最上層の作業床を取り外す時も、一段下の作業床から作業が行えます。
手摺先送り方式
最上層にある作業床を設置する前に、一段下の作業板から移動可能な手摺や手摺枠を最上層の端に設置する工法です。
手摺据置方式と同じように、最上層の作業床を取り外す時も一段下の作業床から作業が行えます。
手摺先行専用足場方式
最上層の作業床を設置する前に、一段下の作業板から手摺機能を備えた部品を先行して設置できる工法です。
主に規格適用が免除された鋼管足場や枠足場など、広く使用されています。
まとめ
手摺先行足場の工法の種類は、以下の3つです。
・手摺据置方式
・手摺先送り方式
・手摺先行専用足場方式
足場を設置する前に手摺を設置するため落下事故を防止でき、作業者の安全を確保できるのが特徴です。
『株式会社鈴一建設』は、浜松市を拠点に鳶工事を手がけている会社です。
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